大学院の紹介

大学院の特徴

1982年修士1回生修了式

1980年、日本で2番目となる大学院博士前期(修士)課程を、1988年には日本で初めての看護学研究科博士後期課程を設置し、日本の「国産」看護学博士第1号を輩出しました。

選択できるコースが多様です。

看護学専攻の修士論文コースでは19の専門分野、上級実践コースでは14の専門分野を開講し、ウィメンズヘルス・助産学専攻の修士論文コース・上級実践コースは、各2つの専門分野を開講しており、これほど細かく分かれた専門分野とコースを選択できる大学院はほとんどありません。

専門看護師教育課程が多様です。 

専門看護師教育課程を9コースも備えています。現在の日本のCNS制度は、本学大学院修士課程のカリキュラムが参考にされました。

看護師免許をもたない方も学べます。

看護師免許をもたない方でも学べるコースを数多く用意しています。これからの看護・医療は、様々なバックグラウンドをもった専門家がチームで担っていく必要があります。

専門性に加えて、チーム医療への対応も学修します。

大学院修士課程・上級実践コース「チームビルディング育成プログラム」

大学院修士課程・上級実践コース「チームビルディング育成プログラム」

基盤分野科目に「チームビルディング」も位置づけられており、チーム医療への対応能力も学修します。

修了生が活躍し、強力なネットワークを誇ります。

全国に散らばった同窓生はまた、後進の指導にもあたっています。2020年度、全国に287校ある看護系大学には8,600人以上の看護系教員(※1)がいますが、このうち463名(5%)を、本学の同窓生が占めています。さらに教授だけに限定すると200名(9.2%)にのぼり、全国の看護系大学の教授のうち、1割近くを本学が輩出していることがわかります。さらに、2020年度までに全国の看護系大学で学長を務めたことがある本学の出身者は29名。これらの数字は、聖路加の看護教育がいかに優れた水準であるかを示すデータのひとつです。

※1:一般財団法人日本看護系大学協議会が「看護系大学の教育等に関する実態調査」2018年度状況調査より