看護学部 2017年入学 一般入試 手塚友喜乃

手塚友喜乃

看護の好きなところは患者さんの最も身近な医療者であるということです。

Why St. Luke's?ルカじゃなきゃダメ!でした。

幼い頃から看護師に興味があり憧れの存在でしたが、それはぼんやりしたものでした。しかし小学校6年生の時、看護師に焦点を当てたドキュメンタリー番組を見て将来像が鮮明になり強い意志に変わりました。特集されていた一人が聖路加国際病院小児科病棟のある看護師さんで、私はその方の仕事に傾ける情熱、子ども達と向き合う姿、誰にもまねできない特技に衝撃を受け、その方のような看護師になり同じ職場で働くことが私の夢になりました。これを確実に叶えるためにはどうしたらよいか小学生ながらに考え、隣接する大学への進学がベストだと思ったことがきっかけで聖路加を目指すようになりました。その後パンフレットやオープンキャンパス、模擬授業を通して質の高い看護が学べること、国際性を重視しユニークな取り組みが多いこと、授業が能動的で楽しいことを知りより入学への思いが強くなりました。

Start Here.こうして私はルカ生になりました。

【英語】
高1の頃から英語には特に力を入れており、単語量を増やすために通学時間は英単語本を見るか付いてているCDを聞くかしていました。暗記する際には単語の例文ごとフレーズで覚えていました。それはその単語が使われる状況や付属する前置詞も一緒に覚えられるからです。また聖路加の英語は類語や対義語を問う問題があることを知っていたのでそれらを意識して単語帳を眺めていました。長文は高3に入ってから本格的に始め、速読力や推測力を養いました。

【数学】
受験のために数学を勉強し始めたのは高3の冬休みだった気がします。そして解いた問題はセンター試験と受験校の過去問のみでした。扱った問題は少量でしたがその分精度を高め、間違えたポイント、次間違えないためにはどうしたらよいか、正答までの過程を人に説明できるようにしていました。

【生物】
高3の夏まではひたすらに授業を聞き、ノートにまとめ、リードαを反復しました。そして夏休み明けから徐々に入試問題に手を付けはじめました。過去問で得た新たな知識はまとめノートに付け足し、入試までに私が知る生物の知識はそのノート一冊に集約された状態にしました。生物の試験にはその一冊だけ持っていき眺めていました。

【小論文】
高3の春から看護、医療、倫理、健康、コミュニケーション、自分などのジャンルに関連する小論文を書き国語科の先生に添削していただきました。書いては添削を繰り返し、十分なレベルになったら次の問題に取り組むようにしていました。

【面接】
まず高3の夏休みに医療系の面接本を一冊買い掲載されているすべての質問に対する自分の答えを考えました。次に話した内容をさらに追及されても答えられるような準備をしていました。志望理由と今後、自分について、医療や倫理に関する問題や意見などは特に調べ分析し話せるようにしていました。抽象的な内容はさらに具体的な説明も考えておくことが大切だと思い実践していました。
実際に面接で国際性に興味があり留学制度が整っている点も志望理由であると伝えたところ聖路加の数ある留学プログラムのうち特に何に興味があるかと問われました。

Campus Lifeわたしのルカ生活。

形態機能学演習の試験後、表参道のカフェでお疲れ様会をした時の1枚です。がんばった分、いつも以上にスイーツが美味しく感じられました。

友人と渋谷・代官山に出かけた時のものです。この日は春休みに行く海外旅行の計画を立てました。

クリスマスが近かったため、街がとっても華やかに彩られていました。

【アルバイト】
大学周辺のカフェで週3回程度、空きコマや放課後の時間にアルバイトしています。

【サークル活動】
東京慈恵会医科大学音楽部管弦楽団 
東京慈恵会医科大学、聖路加国際大学、慶応義塾大学薬学部、星薬科大学の4大学が合わさってオーケストラを組んでいます。憧れていたヴァイオリンを4月から始めました。

ナイトフレンド
放課後に聖路加国際病院の小児科病棟に行って子どもたちと過ごしたり、看護師さんのお手伝いをしたりするサークルです。

WHA (St.Luke's Worldwide Health Action )
国際性を養うことを目的としたサークルで主な活動は交換留学生との交流があり英語でのプレゼンテーションなど行っています。

I love Nursing.看護がすき。

看護の好きなところは患者さんの最も身近な医療者であるということです。
話が少し変わりますが私が看護師を目指した理由はいくつかあります。その一つに小学生の頃の入院経験があります。よく聞くのはその時に看護師さんが親切で優しかったからというものです。しかし私の場合は少し違います。
初めての入院生活に当時の私はとても寂しさを感じていましたが、忙しく働いている看護師さんを見るとその思いを伝えることはできませんでした。この言えない思いに気付いてくれる看護師さんがいたらいいのに。私の場合はたった一週間だったけれど、長期入院の子はもっと寂しいだろうなという思いが日増しに強くなりました。私は病児なりの葛藤を経験したからこそ将来看護師になり、そんな子ども達に手を差し伸べることができたらと思い看護の世界に足を踏み入れました。
患者さんの一番近くにいることは良い面も悪い面もありますが私は近くにいるからこそできるケアを大切にしたいと思っています。

卒業後は臨床で数年経験を積み、大学院に進学することを考えています。入学当初は小児科の看護師になりたいと思っていましたが、講義や先輩方、卒業生のお話を聴き現在ではICUなどの急性期領域に興味があります。講義や実習を通して興味の対象が再び変化するかもしれませんが、一つの道を究めたエキスパートナースになりたいと思っています。

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