聖路加国際大学看護学部看護学科2022
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「知と感性と愛のアート」は、聖路加国際大学校舎竣工の際日野原重明学長(当時)が礎石に刻んだ建学の精神を示す言葉。「日本の看護の水準を高めること」という志のもと1920年にルドルフ・B・トイスラーが聖路加国際大学を創立して100年、聖路加はいくつもの時代を乗り越え、常に必要とされる看護をリードしてきました。2014年には、聖路加国際病院との法人一体化を成し遂げ、新たなステージを歩んでいます。教育・研究・実践の融合を実現させた最高水準の学びの場へ̶。2020年、聖路加国際大学は看護教育100周年を迎えました。大学の理念本学はキリスト教精神に基づき、看護保健・公衆衛生の領域において、その教育・学術・実践活動を通じて、国内外のすべての人の健康と福祉に貢献することを目的とする。[学則第1条]看護学部の理念看護学部は、看護に関する科学的知識を培い、技能の熟達と人格の涵養につとめ、指導者としての能力をたかめ、看護の実践と応用によって看護および看護教育の進歩発展に寄与することのできる人材の育成を目的とする。[学則第2条第2項]創立時から、看護界を牽引する人材を多数育成創立者ルドルフ・B・トイスラーは、キリスト教の精神に基づいて、教養ある看護職の育成と、日本の看護の質の向上を目指して聖路加国際病院附属高等看護婦学校を設立。指導経験豊かな米国人アリス・C・セントジョン女史を招き、臨床看護教育のほか、予防と保健を重視した公衆衛生看護教育を実践。当時のわが国の女子教育、看護教育として類を見ない、高度な学校教育形態であったことを物語っています。アリス・C・セントジョンルドルフ・B・トイスラー100年の歴史を礎に、「知とThe Art of Quality 学校法人聖路加国際大学 中期ビジョン2025国際通用性のある高等教育機関STANDARD1. 高度化大学院において、国内外の看護の高等教育機関で活躍できる研究者・教育者を養成するとともに、公衆衛生大学院において、国内外の健康課題に対応するため、学術的教育研究を促進します。2. 看護教育モデルの洗練高等教育における看護教育モデルの刷新に取り組みます。3. 新領域新領域への展開を積極的に行い、保健医療職者の活躍の場の創出を目指します。4. 質の担保社会や医療が抱える課題と粘り強く対峙できる力を持った医療人を養成します。5. 多様性国内外から多様な価値観やキャリアを持つ人材を受け入れ、医療の発展に貢献する人材を育成します。FIVE CHALLENGES5つのCHALLENGE11St. Luke’s International University

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