聖路加国際大学看護学部看護学科2022
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Campus Buildings and Facilities 聖路加国際病院は1901年の開設以来、キリスト教精神のもと「対象者中心の質の高い医療サービスを提供する」というミッションの実現に向けて、医療・看護におけるさまざまな分野での革新的な取り組みに果敢に挑戦しています。 看護部では、あらゆる健康レベルの人を対象とし、生活の質(Quality of life)の向上を目指した看護サービスの提供を目標としています。看護サービスの質向上を目指す研究にも取り組み、国内の多くの研究者のフィールドとして、また大学院生や看護学生の質の高い実習や研修の場となるように努めています。 聖路加国際病院で行う実習や研修では、現場の教育担当者をはじめとする看護部の職員が、皆さんをチームの一員として温かく迎えています。そして、皆さんの学修を支援するとともに、役割モデルとなれるように努力しています。どうぞ「看護学を探究する楽しさ」と「看護職としてのやりがい」を感じられる場所で学び、皆さんの夢を叶えてください。希望と意欲に満ちた皆さんにお会いできることを、職員一同、心よりお待ちしています。質の高い実習を実現する聖路加国際病院聖路加国際病院St. Luke’s International Hospital聖路加国際病院 副院長/看護部長Vice President, Chief Nursing OcerSUZUKI Chiharu鈴木 千晴1995年2003年本学看護学部卒業本学大学院看護学研究科修士課程修了米国の週刊誌『Newsweek』の“WORLD’S BEST HOSPITALS 2021”で聖路加国際病院が国内2位(世界18位)にランクインしました。採点は①専門職同僚からの推奨、②患者の満足度調査、③病院医療KPI(Key Performance Indicator)の3つの軸から行われ、日常診療とケア、2019年度のマグネット認証取得等あらゆる努力が国際レベルで評価された結果といえます。聖路加国際病院が “WORLD’S BEST HOSPITALS 2021” で国内2位にランキングされました。2020年12月1日、聖路加国際病院は厚生労働省により特定機能病院に承認されました。特定機能病院は、厚生労働省が定める「高度な医療・研究・研修・医療安全管理体制」の基準をクリアした病院の名称で、現在、全国で87病院が承認されており、民間の総合病院としては初めての承認となります。特定機能病院に承認マグネット認証プログラムは、世界最大の看護師の認証組織であるANCC(The American Nurses Credentialing Center)により行われており、最高の看護ケアと看護実践の専門性を提供している医療機関を特定するものです。マグネット認証プログラムは看護の卓越性に関するアメリカ国内最高の栄誉であり、一般市民に質の高いケアを測定する究極のベンチマークを提供しているとされています。2019年11月、聖路加国際病院が日本で初めてこの認証を取得しました。日本初!マグネット認証を取得2012年、国際的な病院評価機構であるJCI(Joint Commission International)認定を取得設備・施設Campus life31St. Luke’s International University

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