私は、助手として学生指導していた経験から得たテーマを基に看護技術習得での学生の主体的学びをサポートしていく方法について研究を進めています。看護は技術を磨くことももちろんですが、自ら主体的に学び、看護の奥深さや意義に気づくことで、さらなる学びへとつなげることが何より大切です。この考えを心に置きつつ、日々文献を読み、先輩方の話を聞いて、私自身の学びを深めています。現在は看護の技術とその魅力を学生に伝えていくべく、また、自分の看護観を磨き専門知識を習得すべく、研究に取り組んでいます。 学部生～看護師～助手～大学院生という聖路加での経験は、とても理想的なものでした。一人ひとりに真摯に向き合ってくれる先生方の存在、意識の高い仲間たちとの出会いなど、振り返ると改めて、聖路加での学びを誇りに思っています。聖路加には「こんな人になりたい！」と思えるような、看護師として、研究者として、そして、人として目標にしたい方々が大勢います。学習意欲を支える人と環境があり、スペシャリティが揃っていることも、ここで学び、研究を続ける大きなモチベーションです。私自身が学んだことを、これから看護を学ぶ方たちに、より魅力的に伝えていければと考えています。聖路加の種研究Research種を育む人看護の技術だけでなくその魅力を伝える術を磨いていきたい大学院看護学研究科博士前期課程 2年中溝 倫子07St. Luke’s International University
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