聖路加国際大学看護学部看護学科2022
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聖路加の種国際International看護学部 3年/東京都日本大学豊山高等学校卒業Voice of nursing新たなことを知り、学びを深めるたび挑戦してみたいことが増えていく島倉 昌希 受験勉強をしていた際、ふとしたきっかけで手に取った雑誌「TIME」にシリアの空爆の記事と写真が掲載されており、爆破された病院やけがをした子どもの写真に大きな衝撃を受けました。国際紛争の解決に携わるには、国際支援団体などに所属するか、国際関係を学んで行政的な立場からその解決法を探っていくか̶。そのどちらの道も遠い気がして、小さな子どもの命を救うには、現地・現場で看護に携わるのが一番の近道ではないかと考え、看護の道を志しました。 夏休みには10日間ほどインドに留学しました。シンバイオシス国際大学の看護学部の人との交流を通して、現地の母子保健のレクチャーを受けたり、都市部と山間部の医療格差の現状を知り、日本と比較することで日本の地域保健にも興味が湧きました。現在は子どもに関するボランティアを通して、メンタルヘルスや子どもの心、悩みに耳を傾け、心を受け止める活動に大きな関心があります。 聖路加のオープンキャンパスや学校説明会で印象に残っているのは「看護には広い選択肢がある」と先生方が強調されていたことです。その言葉の通り、知れば知るほど、学べば学ぶほど、フィールドが広がり、挑戦したいことも選択肢も増えていると実感しています。08Guide Book 2022

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