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3年次学士編入学についてのアンケートご協力のお願い

2016年04月08日

聖路加国際大学看護学部では3年次への学士編入制度を準備中です。

2年間で、看護学の学士号と看護師国家試験受験資格を取得できる 「3年次学士編入学」

※アンケートは終了しました。ご協力ありがとうございました。

本制度について

 聖路加国際大学看護学部では、過去20年間、2年次への学士編入学制度を運用し、329名の卒業生を送り出してきました。「よく勉強した」「何かできるという自信がついた」と語って卒業し、多くが看護の現場で、また少数は本学入学前の分野で看護学を生かして、仕事をしています。
 現行の編入学制度では、4年課程の2年次に編入し、最初の年に1,2年の専門科目を学習し、2年目からは4年課程の学生と同じ授業で学習しています。このために、学習の順序性がない、学期によって学習の忙しさに差がある、学士力のある大人の学び方をしたい等の意見が出ています。そこで、今般本学では、編入生に特化した2年間のプログラムを準備し、編入学制度を3年次編入に切り替えることとしました。
 2年間の学修によって、学士(看護学)と看護師国家試験資格を取ることができます。さらに、保健師または助産師を希望の方は、大学院修士課程へ進学し、2年間で修士(看護学)と保健師国家試験受験資格、または助産師国家試験受験資格をとることができます。

 医療保健の分野で最大多数の看護師は、少子高齢社会の日本において不足しており、需要のある職業です。看護師は老若男女、人種、文化、価値観など、一人一人異なる背景をもった多様な人々と付き合う職業です。看護は、それぞれの人が持つ力を引き出して、健康上の課題を解決する、課題があっても暮らせる、課題を予防することを目標にした活動です。したがって、どの分野を学んできても人間を理解することに役立ちます。皆さんが学んできたことを看護学へ活かしてほしい、あるいは将来看護学を生かして、新たな領域を開発してほしいと願っています。

セカンドキャリアを求めて、再び大学に行くというのは、経済的にも時間的にも、チャレンジングなことだと思います。本学が20年前に編入学制度を始めたのは、毎年1年生に入学してくる学士がいたからです。高校生の時は考えられなかったとしても、今、看護の仕事って面白そうだなと感じることがある、そういう皆さんのために、2年間のプログラムを準備しました。
2年間のプログラムは、日本では本学が初めて行います。諸外国、例えば米国では1年~1年半のプログラム、カナダでは2年のプログラムが既に実施されています。

本学の2年間のプログラムは、既習の単位は認定をし、本学の建学の精神であるキリスト教概論(2単位)と看護学(96単位)を学ぶものです。国家試験受験資格の観点から単位数は多いのですが、学士力を活用してアクティブラーニングを取り入れ、学生自身が自ら学びとっていく方法で、進める予定です。2年間、ハードなプログラムだと思いますが、志を同じくする仲間とともに、学んでみませんか。
本制度は2017年度の開始を目指しています。2019年春に卒業し、東京オリンピックの年には2年目のナースとして活躍する皆さんを、お待ちしています。

【募集人員】 30名
【学費】
入学金 400,000円 入学手続き時に納入
 授業料(年額) 1,400,000円 前期分977,500円を入学手続き時に納入
 実験実習費(年額)  375,000円
 施設維持費(年額)  180,000円
計(入学金を除く) 1,955,000円  
 2年間の総額 4,310,000円  
※計画内容は予定であり、今後変更となる場合があります。