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下田佳奈助教が2018(平成30)年度日本私立看護系大学協会の「看護学研究奨励賞」を受賞しました

2018年08月29日

看護学部の下田佳奈助教が一般社団法人日本私立看護系大学協会研究助成事業の「2018(平成30)年度看護学研究奨励賞」を受賞しました。同賞は、看護学に関し優れた研究を行った者に対して功績をたたえ、さらなる向上発展の奨励を目的とされています。

受賞論文は「Midwives’ respect and disrespect of women during facility-based childbirth in urban Tanzania: a qualitative study」(タンザニア都市部の施設内分娩における助産師の女性を尊重したケアと軽蔑したケア)です。

論文の概要

病院施設内での分娩中に、医療従事者が女性(妊産褥婦)に対して尊重を欠いたケアを実施することが多く、特に発展途上国ではそれがきっかけとなって女性が施設での分娩を避ける傾向にある。本論文は、特にタンザニア都市部でのそれらに関するケアの実態を記述した。