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山本加奈子助教、宍戸恵理助教が日本私立看護系大学協会研究助成事業(2022年度)を受賞しました

2022年08月04日

一般社団法人日本私立看護系大学協会の2022年度研究助成事業において、「看護学研究奨励賞」に看護学研究科の山本加奈子助教が、「若手研究者研究助成」に宍戸恵理助教が採択されました。

看護学研究奨励賞は、看護学に関し優れた研究を行った者に対して功績をたたえ、さらなる向上発展の奨励を目的とされています。
また若手研究者研究助成は、若手研究者の研究助成を目的とされています。

「看護学研究奨励賞」受賞者 山本 加奈子 助教

【論文名】
Healthcare providers’ perception of advance care planning for patients with critical illnesses in acute-care hospitals: a cross-sectional study
(急性期病院の集中治療室に入室する患者へのadvance care planningに関する医療者の認識:横断研究)

【掲載誌】
BMC Palliative care

【論文の概要】
この論文は、集中治療を受ける患者や家族のケアに携わる医師や看護師を対象にAdvance care planning(ACP)の実践の現状や支援についての認識を明らかにした全国調査である。
ACPが困難とされるクリティカルケアや周手術期患者を対象とし、終末期医療や患者・家族の意向を踏まえた継続医療への知見や課題を明らかにした研究論文である。

「若手研究者研究助成」受賞者 宍戸 恵理 助教

【研究テーマ】
唾液オキシトシン検出用小型センサの妥当性の検証:生化学分析との相関

【研究計画の概要】
小型センサデバイスと従来のELISAキットを用いた生化学分析による唾液オキシトシン値との相関を把握し、測定指標の妥当性を確認する試みである。この相関関係が確認されれば、簡便にタイムリーに解析できることで、より早い介入が可能となり得る。