入学について

2020年度専門職学位課程修了生 冨澤真紀さん

「聖路加公衆衛生大学院はスタディ・ライフバランスをサポートしてくれる学び場です」

入学後妊娠が判明し、1年目の終わりに出産しました。主産後は授業と研究の両立が難しくなると思ったため、あらかじめ1年目で実践課題以外の必要な単位をおおむね取得できるように調整し、インターンシップなどの学外活動も行いました。幸い体調が良かったのでさまざまなことにチャレンジできたと思います。そして2年目は育児と実践課題に集中する期間とし、そのほかの授業は聴講で受講しました。先生方は一人一人の状況に柔軟に応えてくださるので、育児をしながらでも無理なく進めることができました。もちろん、夫の理解と協力も絶対的に必要だったので何度となく話し合いました。料理や夜間の子供の世話など、彼のサポートなしにはMPHは取れなかったと思います。自分が在学中に何を達成したいのかを明確にし、周囲に伝えていくことで具体的に自分に合った方法が見出せ、充実した学生生活を送ることができたのではないかと思っています。

2021年3月