イベント情報

10月16日(日)オープンキャンパスを開催しました

今回のオープンキャンパスはオンラインを併用しつつ、3年ぶりに会場で開催しました。
第1部は「パブリックヘルスの課題解決のためのグローバル・リーダーシップ」をテーマに掲げ、シンポジウムを行いました。パンデミックの経験から浮き彫りになったグローバル課題を例に挙げて、パブリックヘルスが国民生活の維持や地球規模の課題解決に不可欠な学問であること、国際保健は先進国が低中所得国を支援するという以前の構図から、現在は地球上すべての国が抱える共通の課題に力を合わせて取り組む構図へと変化していること、限られた資源の中で実現可能な方策を選択するために医療経済学が重要な役割を果たすこと、そしてこれらの分野でリーダーとなる人材育成の重要性について議論しました。
第2部では、ICTを駆使してネパールの医療支援をNPOで活躍する修了生や国際保健のテーマで研究を行う学生が登壇し、それぞれの活動について発表を行いました。その後大学院のカリキュラムの概要紹介に続いて受験を検討する方の疑問や不安が少しでも解消されるように、よくいただくご質問にお答えするセッションを行いました。
第2部終了後は会場参加の方向けに個別相談会を実施しました。

たくさんの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。

当日の内容の一部動画を期間限定で公開しておりますので、ぜひこちらもご覧ください

◇プログラム

第I部 シンポジウム
・イントロダクション 小野崎 耕平 (聖路加国際大学大学院公衆衛生学研究科 教授) 
「MPHはどう役立つか?企業、NPO政府の経験から」

・講演1 坂元 晴香 先生 (東京女子医科大学 准教授) 
「グローバルの潮流と世界で活躍するリーダーシップ像」

・講演2 齋藤 英子 先生 (国立国際医療研究センター 上級研究員)
「世界の公衆衛生の課題解決に医療経済学が果たす役割とは」

・オープンディスカッション
ファシリテーター 高橋 理 (聖路加国際大学大学院公衆衛生学研究科 研究科長)

第II部 大学院紹介 
・学生/修了生プレゼンテーション
- 森田 貴子 (専門職学位課程修了生)
- Aliza KC Bhandari (博士後期課程学生)
- July Khin Maung Soe (専門職学位課程学生)

・カリキュラムの紹介 (MPH/PhD)

・よくいただくご質問について

・教員の紹介

・個別相談会(会場参加者のみ)