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2020年度学位記授与 看護学部(学士編入)卒業生代表 答礼のことば(2021年3月10日)

看護学部(学士編入)卒業生代表 宇都宮 茜

晴天に満開の桜で迎えた入学式から2年が経ち、学友達とこうして卒業の日を迎えられることを、心より嬉しく思います。看護学生となって看護に対する学びを積み重ね、自己の主体性や看護観、人々の病と健康について考える時間を経て、これから看護の道を歩んでいけることに大きな喜びを感じています。

 学生生活において、ディスカッションやコミュニケーションを重視した講義や演習、実習を通して、自己の考えを表現し伝える力を磨きました。そして、グループメンバーの多様な観点から課題に対するアプローチを考えることで、様々な人々の協働があってこそ、患者さんの希望や思いを尊重した最善の医療・看護につなげていくことができると実感しました。このように、看護学生として培ってきたことを今後も臨機応変に活用・変化させながら、自己研鑽を重ねていきたいと思います。

また、学士編入の2年間という限られた期間は慌ただしい日々で、あっという間に過ぎる毎日でしたが、30人の仲間で支え合って乗り越えてこられたからこそ、今日の日を迎えられたと思っています。特に、今年度はCOVID-19の影響により在宅での学習が続いたことで、人と人とのつながりの大切さに改めて気づくことができました。対面で授業を受けたり、友人と何気ない会話や食事をしたりするという当たり前のことが、どれだけ私たちの心身の健康に欠かせないことであったかを痛感しました。これからは、今以上にオンラインでのやりとりが人々の交流や生活における重要なツールになっていくと考えられます。しかし、どんなにオンライン化が進んでも、相手のちょっとした表情・声色の変化に気を配り、声かけや対話によってお互いを思いやる気持ちを忘れずに、周囲の人々との関係性を築くことに尽力していきたいと思います。

最後に、看護の道へと進む私たちを見守り、支えてくれた家族、いつでも力になって下さった心強い諸先生方や大学職員の皆様に深く感謝申し上げます。そして何より、2年間を共に駆け抜けたかけがえのない学友達と出会えたことに感謝し、聖路加国際大学のますますの発展を祈念して、答礼の言葉とさせていただきます。