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2021年度入学式祝辞 看護学部長

看護学部長 吉田 俊子

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。また、このよき日を迎えられたご家族の皆様にも心よりお祝いを申し上げます。本学の看護教育は、2020年に100周年を迎えました。今年は、本学にとって新たな100年を紡いでいくスタートの年です。

皆さんは、この記念すべき、101年目の新たなスタートの年に入学されました。

昨年度は、新型コロナウイルス感染症の影響をうけ、かつてないほど新しい教育方法の転換を求められました。その中においても、学生も自身の立場でなにができるかを考え、発信をしてきています。本学の卒業生は過去100年の間、様々な時代の変遷、社会の影響を受けながら、わが国の看護学、看護教育の発展に大きく寄与してきました。今回のコロナ禍によって、健康な生活を送ることが、いかに社会全体の重要な課題であるかを、そして看護が果たす役割の重要性を改めて考える機会となったといえます。
皆さんは、これからスタートする大学生活への期待とともに、どのように学びを進めていくのか不安もあると思います。教員や様々なリソースを活用し、探究心を持って、どんどん看護学への学びを深めていってください。看護の実践には、理論や科学的根拠に基づいた正確な判断と高い技術力と同時に、人間への深い理解と温かな眼差しが求められます。キリスト教精神に基づく深い隣人愛「その人に関心をもって思いやること」は、聖路加の教育の根幹にあります。

出会う人と共にあることを大切に、自分の持てる力、自分という媒体をどのように活かしていけるのか考え、積極的に学んでほしいと願っています。