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2021年度学位記授与 看護学部長 祝辞(2022年3月10日)

看護学部長 吉田 俊子

 看護学部を卒業される125名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また、本日まで学生を物心両面で支えてこられた、ご家族の皆さまに心よりお喜びを申し上げます。
聖路加での学びはいかがだったでしょうか。新型コロナウイルス感染症が蔓延する中での学びは様々な課題と向き合い、挑戦し続ける学びでもあったと思います。そして、様々な出来事の思い出とともに、自身の中にある糧を実感されていらっしゃるのではと思います。この糧は、皆さん自身のたゆまぬ努力はもちろん、ご家族の愛情、地域の皆様、保健・医療・福祉に携わる皆様のご支援による贈り物であると思います。
 聖路加国際大学を卒業される皆さんには、時代や社会を見据えて看護の可能性を引き出し、実践につなげる挑戦をしていってほしいと願っています。皆さんは、聖路加の学びを通して、「知と感性と愛のアート」である看護、キリスト教精神に基づく隣人愛、常に相手を思う心を深く学ばれたと思います。聖路加での学びは、皆さんのこれからの挑戦の礎です。卒業時の今は、その礎がどのように自分の中にあるのか、不確かに感じるかもしれません。しかし、歩みを進めていくと、自分の中にある礎を感じる時が必ず来ると思います。
 看護がすぐにそばにあることは、人々が豊かな人生をおくることにつながります。その豊かな人生を育むために、看護職は学び続け、考え、そしてなによりも行動をしていくことが大切です。これからも、みなさんは、自分の持てる力、自分という媒体をどのように活かしていけるのか考え、相手を思いやり、果敢に看護職としての歩みを進めていってほしいと思います。
皆さんが、感謝と相手を思う心を大切に、挑戦し続ける看護職として成長していかれることを心より祈っております。