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映画『人生、ただいま修行中』コラボレーション企画 ニコラ・フィリベール監督来日特別授業を開催しました

2019年10月11日

フランスの看護学生を描いたドキュメンタリー映画『人生、ただいま修行中』の監督、ニコラ・フィリベール氏の来日に合わせ、10月9日(水)、本学にて同氏による“特別授業”を開催いたしました。

司会を看護学研究科准教授・奥裕美(看護教育学)が務め、学部生・大学院生・教職員・聖路加国際病院の看護師らが集まりました。

フィリベール監督は映画制作時のエピソードを交えながら、看護師や看護を学ぶ学生たちへの深い尊敬の念を繰り返し伝えてくださいました。特に学生や看護師たちからの質問に答える中で、監督は、看護に携わる人たちを“日常のヒーロー・ヒロイン”だと表現し、「若者たちが『みんなのために役に立とう』という心構えでいる、そんな姿を描けたことをとても幸せに思っています」と仰っていました。

この時代に“誰かのために働くこと”を選び、学び続ける看護学生たちに対する監督からのあたたかなエールに、約50名の参加者はみな、それぞれの立場で勇気づけられたようでした。

イベントの最後には、本学学生からフィリベール監督へ花束の贈呈もありました。看護に限らず、人間関係における“ケア”という普遍的なテーマについて語り合った今回の特別授業。いままさに学びの途上にある学生にとっても、誰かを指導する立場になった職業人にとっても、気づきの多い時間だったのではないかと思います。

ニコラ・フィリベール監督はじめ関係者の皆さま、会場に足をお運びいただいた皆さまに、心よりお礼申し上げます。

11月1日(金)新宿武蔵野館 他全国順次公開