看護学部 2015年入学 学士編入 岩崎寛人

岩崎寛人

聖路加なら自分が思っている可能性を探究できる環境が整っていると感じました。

Why St. Luke's?ルカじゃなきゃダメ!でした。

聖路加を受験しようと思ったのは、聖路加卒業の看護師と関わった経験が大きいです。私は、母が訪問介護の会社を経営している影響から、高校生の時にヘルパーの資格を取得し、高校三年生のときから学生をやりながらヘルパーとして働いていました。そうした中で、利用者の自宅で出会った訪問看護師、通院介助の際に病棟で出会った看護師が聖路加の卒業生でした。
中でも、重症心身障がい児の当時3歳の男の子と出会った経験が特に看護師を目指そうと思ったきっかけになりました。そこで出会った訪問看護師の方が看護師である以前に、一人の人として素敵な方でした。そして、その時の看護師の働きかけが、その子と家族の生きる力強さを引き出していました。看護師の支援から多くの発見をしたことで、私も看護師になりたいと考えていました。
一度大学を卒業し看護師を目指すのなら、私自身介護と看護というものを自分の中でとらえてから目指したいと思っていました。そうした中、通院介助の仕事で出会った看護師さんと話したことが、聖路加なら自分が思っている可能性を探究できる環境が整っていると感じ聖路加国際大学に決めました。

Start Here.こうして私はルカ生になりました。

【英語】私は、大学の卒業研究とアルバイトの合間をぬって勉強していたため、一日合計1.5時間いくかいかないかの勉強でした。電車などの移動時間、何らかの待ち時間などを利用して勉強していました。期間は、入試日10か月くらい前からでした。私の場合、第一に語彙力がなかったので、ターゲット単語1900、ターゲット熟語1000の二冊を一週間で単語120個、熟語50個ずつ覚えるようにしました。そして、短い時間を間隔的に何回も読み重ね、わからないときはすぐに答えを見て間違えたらその単語や熟語の近くにバツ印を書き足していくようにしました。そして、何十回もその単語帳を読みました。
長文に関しては、5文型の品詞を意識して読むように心がけ、参考書の回答も5文型や品詞を丁寧に扱っているものを使いました。参考書は2つのものを何回も解き、答え合わせの際には最低5回は長文を音読しました。音読の際にも、5文型や品詞を意識し、この単語はここにかかっているのかなどを思いながら音読していました。
英作文については、制限時間内で文字数が少なくても起承転結の英作文が書けるように心がけました。英作文は、普段から書いている習慣がなかったので、日常生活の目に入ったものをみて、英作文を頭の中で正確に組み立てる練習をしました(たとえば、監視カメラが目に入ったら、監視カメラがあることについて賛成か反対か考える)。もちろん、最初はうまくできませんでしたが、根気強く勉強していくうちに、できるようになりました。

【生物】生物は、参考書を何回も読み込む。丸暗記するのではなく、なぜそうなのかという理由とセットに覚えていきました。

【小論文】自分の足で、本屋に行き、気になった本を買い、ペンを持ちながらその本を読んでいく。そして、気になったところや疑問に思ったところなどを本に直接書いていきました。ジャンルは、看護に直接関係ないものでもよいと思います。あとは、制限時間内に、文字数の規定を達成できるように書く練習をしました。そのとき、自分の経験などから具体例を作れるように心がけ、前文・後文の一文一文のつながりを重要にしました。

【面接】わからないところは、わからないって自覚しておくこと。反対に、どの範囲までは自分自身で考えたのかを、言葉で説明できるようにする。そして、現段階までで構わないので聖路加国際大学に入学したら自分が何をやっていきたいのかを根拠を元に説明できるようにしておく。私の場合は、家族や友人、先生に面接の練習を厳しくしてもらいました。4か月前ぐらいから、志望理由書作成と並行して、本格的な練習を始めました。

Campus Lifeわたしのルカ生活。

I love Nursing.看護がすき。

看護には絶対的な答えがないところが好きです。看護の対象が人間である以上、100パーセント成功する「看護」はないと思います。そこが、難しいところではあるが、長い時間をかけてでも追究していく価値があるものだと思います。
卒業後の進路については、明確には決めていません。現在、学生生活を送っていて、自分自身興味が増えているのを感じます。そのため、現段階ではありますが、地域で療養している子どもから高齢者までの各成長段階の人たちを支えられる訪問看護師になりたいと考えています。

看護学部2年(インタビュー当時):岩崎寛人 東京都出身

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