看護学部の紹介

聖路加の3つの特徴

1. 少人数制

本学の学生があげる聖路加の特徴の1つ目が「少人数制」です。1学年100名・4学年400名の学生数に対して、専任教員が70名以上在籍しており、これは一般的な他大学看護学部の2~4倍の多さになります。 「体育デー」や白楊祭、クリスマスイベントなどの大学イベントや、サークル、大学周辺のアルバイトなどで、学年を超えた学生同士の交流も多く、本当にアットホームな大学です。 第3年次学士編入学者も各学年30名おり、社会人経験者も多く、広い年齢層で様々な経験を持ち、少人数の中にも様々なバックグラウンドの学生が、本学で共に看護を学んでいます。

2. クオリティ

2つ目の特徴は「クオリティの高い看護を学べる環境と集まる仲間の意識の高さ」。カリキュラムは座学・講義中心ではなく、実践重視の構成で、教室での講義の2倍の演習と実習があり、これは一般的な看護大学の実習と比べ1.5倍ほどあります。 講義もグループワーク・TBL・PBLなどの参加型学習が多く、チームワークや考える力が自然と伸びていきます。語学や教養科目、看護の基礎から実践まで、とにかくすべての教員が妥協なく、細かく、しっかりと看護を教えるため、課題やレポート、実技テストや筆記テスト等、毎回が真剣勝負。(返却レポートへの教員からのコメントの量もすごい量です!) 「看護の聖路加」の伝統が受け継がれている、それら高いクオリティの内容を、聖路加で看護を学ぶために日本中から集まった仲間たちと励まし合いながら、身に付け、乗り越えていきます。実習先は主に隣の聖路加国際病院。日本最先端の看護・医療施設・教育に力を入れていてチーム医療が盛んな組織風土のある総合病院で、現場では大学院で看護教育学を修めた看護師(臨床実践指導者)が実習をサポートする体制が整っています。 1年次から少しずつ実習が始まり、4年間の実習を通して、卒業後スムーズに現場で活躍できるような教育のクオリティが大きな特徴です。

3. 国際性

最後の特徴は「国際性」。実は本学では100年前の開学から「グローバル人材の育成」に取り組んできました。1920年に本学の母体の学校が設立された当時、なんと本学の看護教育はすべてアメリカ人の看護師が担当し、日本で唯一の高度な看護教育が行われていました。(授業・実習記録・試験・レポートもすべて英語でした!) 現在では、アジア・北米の大学との交換留学・国際交流に加えて、「国際奨学金」という留学費用のサポート制度(留学するすべての学生が対象の給付型奨学金です!)が始まり、さらに新しい留学プログラムもどんどん増えています。参加しているのも帰国子女の学生だけではなく、聖路加に入学してから英語や国際文化を学び始めた学生が多く、その学びを支援する英語教育も特徴的です。英語を読む力のトレーニングから始まり、選択科目で「書く・聞く・話す」力、そして「医療英語を使ってケアをする」能力までを、ステップを踏んで磨くこともできるのです。 国際化が加速する現代だからこそ、在学中に是非様々な国に触れてみてください。