看護学部 2017年入学 学士編入 三義麻奈

身近な人の病気と死をきっかけに看護師になろうと思いました。もともと人と関わることが好きで、人との精神的につながれる仕事をしてみたいと考えました。病を抱えるということは、人が一番弱っている瞬間だと思います。その時に一緒に考え、良い方向に向かって一緒に歩み寄り添っていけるような人になりたいと思いました。

知人の薦めがあり、聖路加国際大学を知りました。学校を選ぶことにあたり何度も聖路加に足を運びました。その度に親身に事務室の方が相談にのって下さり、非常に安心しました。また、在学生も相談にのってくれ、聖路加にいる方たちの温かさや素晴らしいお人柄感じ、この学校でなら頑張っていけると感じました。その後日野原先生の講演を聞き非常に感銘を受けたことから、聖路加国際大学に行きたいという気持ちが大きくなりました。さらに、学士入学ということで色々なバックグラウンドを持った方たちと一緒に勉強していけるということが魅力的だと感じました。

【英語】
6月から予備校に通っていました。英語が得意ではなかったので、まず中学生の英語の問題集を一通り勉強しながらターゲットの英単語の1200を全てと1900のうち1500を覚えました。ターゲットのアプリは発音もしてくれ、電車の中でもできるので非常におススメです。そのあと大学受験長文をひたすら解きました。念の為TOEICも受けてみる気になり、2ヶ月短期集中のTOEIC専門の予備校にいき、2ヶ月間はTOEICの勉強を中心にしました。
TOEICのリスニングを中心に勉強したところ、無事に合格点に達し、結果的にTOEICを使って受験しました。

【小論文】
こちらも予備校で勉強しました。週に一本書いて先生に添削してもらったものを修正していました。小論文の書き方のコツと、結論をしっかりと述べるということを意識していました。また、自分の考えを深めるために時事ネタや、本を読みました。日野原先生の本も何冊か読ませていただき、非常に参考になったし、新たな考えや、自分の考えを深めることができました。

【面接】
予備校で練習しました。予備校では圧迫面接にしてもらい、当日どんな質問をされても落ち着いて答えられるよう練習しました。何か思いついた時、自分の気持ちに近い文章を見つけた時はメモし、自分の言葉に落とし込めるよう日々見返しました。面接でも日野原先生の本を読むことは、自分の気持ちを明確化、言語化するにあたって非常に参考になりました。

とにかく先生たちのケアが手厚いです。
何か困ったり悩んだりしたことがあれば、先生一人一人が親身に相談にのってくれます。
前期の授業が一番大変でした。看護のことを全く知らない状況から毎日1～5時間目までの授業をこなし、課題や演習で脳を常にフル稼働させているような状況でした。後期からは少しベースが出来てきたので前期よりは、慣れてきましたがそれでも前期よりずっとレベルが上がり、大変ですが、臨床で活躍していらっしゃったスペシャリストの先生たちのお話を直に聞き学ぶことができて本当に面白いです。さまざまな活躍をされてきた先生たちのお話を聞き、看護師にも色々な道や可能性があることを知り、将来の可能性が広がり良い意味で進路に悩んでいます。
実習では、毎回自分と向き合うということが多く、学習をすることも、精神的にも大変ですが、そのたびに先生たちが親身にサポートしてくださり、毎回実習の度に大きな成長を感じ、次の実習に望むことができました。
また、学士入学で30人の生徒の絆が強く、優秀な仲間たちと助け合いながら、1年間を乗り越えてきました。聖路加を選んで、学士入学を選んで本当に良かったと感じています。

一年間学び、可能性が広がった今、具体的な進路はまだ出せないでいます。入学前は精神科希望でしたが、まだまだ自分の未熟さを感じているので、一般病棟に勤めてから、その先の進路を考えたいと感じています。

聖路加国際大学は本当に良い学校です。二年間で学ぶことが不安に感じている人や、忙しいカリキュラムについていくことが不安な人、様々いらっしゃると思います。その分先生たちのサポートは手厚く、優秀な仲間たちと切磋琢磨していけ、一人で悩むことはありません。努力した分だけその成長を感じられ、自分の潜在している能力を引き上げてくれる先生たちもいます。また、実習病棟は聖路加国際病院が多いので、そこで実習できることは私たちにとって大きな学びや自信になると思います。二年間有意義に充実した学びや、素晴らしい先生と尊敬できる仲間との出会いがあります。私自身この学校を選んで心から良かったと感じています。三年次編入を迷っている方がいたら、是非一度聖路加国際大学に足を運んでみることをおすすめします。

看護学部3年（インタビュー当時）：三義麻奈