看護学部 2017年入学 学士編入 善本楓子

善本楓子

本当にこれでいいのかなという不安が残る中での入学でした。

Why Nursing?看護じゃなきゃダメ!でした

医療従事者が周りに多かったため、昔から興味がありました。大学4年生の時に、就職か、看護大学への進学か悩んだ時期がありました。その時に看護師である母から「社会人としての経験はこの先決して無駄になることはない。」という言葉をもらい、就職を決めました。その後、救護活動に遭遇する場面があり、その際に医療現場の中で誰かのためになる仕事に就きたいという想いが強くなり、進学を決めました。

Why I Chose St. Luke's.聖路加を選んだ理由

早く資格を得て仕事をしたいという想いが強かったため、2年で看護師国家試験受験資格を得られるという点に魅力を感じました。また、看護教育の歴史が長いこと、聖路加国際病院の看護の質が良いことを伺っていたため、その環境に身を置くことで2年という限られた時間の中でも学びを深め、自信をもって現場に出ていくことができると考えたからです。

Getting into College.私の受験対策

【小論文】
正直に言うと、仕事をしながらだったため、試験対策になかなか時間を割けませんでした。その中で大切にしていたことは自分の意見をしっかり持つということでした。ある事柄に対して、自分の考えを持ち、その考えを明確にし、人に伝えることができるまでに整理することを意識していました。これは面接対策にも繋がったと感じています。特に、医療関係の現在抱える問題や倫理観については、事実の理解なくして自分の意見につなげることは困難であると考えたため、機序の理解のため医療用の小論文対策を読みました。

【面接】
面接対策は特に行いませんでしたが、小論文対策のように、自分の考えを誰かに伝えるということは常に意識していました。また、面接で質問されそうな内容を想定し、ノートにまとめました。

Student Life私のルカ生活

1年間を振り返ると、他者の考えを多く聞き、また自己の考えを多く伝えた1年だったなと思います。聖路加国際大学の授業のスタイルは、グループワークやディスカッションを行う機会が多いのが特徴です。この1年他者の考えを聞くことができる機会が多かったので自分の考え方の幅が広がり、価値観の変容もありました。また、自己の考えを伝えることで自分の意見を咀嚼し消化することができ、より深められたと考えます。看護を学ぶということは、座学や技術を学ぶことはもちろん重要なことですが、この大学ではそれだけではなく人として自分が成長していくことができる場であると思います。多種多様なバックグラウンドをもつ人々と学ぶことで視野も広がり、この環境で学べることは贅沢だなと感じています。看護は人対人の仕事であるため、自分自身の人としての成長は不可欠だと考えています。今後も日々の学びを通して成長していこうと思います。

Life after St. Luke's.卒業したら?

オペ室ナースを志し入学しており、現在も卒業後の進路として考えています。しかし、看護を学ぶ中で興味深いと感じる領域が多くあるので、今後も学びを通して自分の進路を明確にしていきたいなと考えています。

Message for you!受験生へのメッセージ

新しい場所に飛び込むことはとても不安だと思います。私自身、固い決心があって入学したのではなく、本当にこれでいいのかなという不安が残る中での入学でした。でも今は後悔していません。不安がある中で選択したとしても、その不安を拭うために努力することで必ずこの道を選んでよかったと思う時がくると思います。そしてそれを支えてくれる環境がこの大学にはあります。私自身もまだまだその過程ではありますが、ここで同じ夢をもつ仲間たちと学べることにとても幸せを感じています。現在迷われている方は、是非一度、聖路加国際大学にお越しください。

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