卒業生 吉田友希子

吉田友希子

大学で看護を多面的に学んだことがユニセフでの国際貢献につながっています。

UNICEF(国連児童基金)タンザニア事務所 保健担当官|2006年看護学部卒業

タンザニア保健省と連携し、母子保健の政策・計画立案を行うと共に農村部に出向き医療者の教育を行い、貧困に苦しむ子どもと母親に妊娠から育児までのケアを届けるシステム作りを支援しています。一朝一夕にはいきませんが、現地の人々の視点に立ち、彼らが自立していく過程を支えています。
日本での助産師経験、英国での公衆衛生の学び、またケニア・ハイチ・南スーダンで国際保健に関わった経験が今活かされています。

タンザニアでは本学助産学の教授陣も活動されているという嬉しいご縁も。
看護を多面的にとらえ、科学する大学の教育が、国際的に活躍する人材育成につながっていることを実感しています。

ユニセフの活動の要は、現場と政策とをつなぐことであり、その教育やシステム作りにはアカデミックな視点が欠かせません。今後も、世界中の母親と子どもが必要な医療にアクセスできる環境の実現に貢献できるよう、精一杯尽力します。


Other Voice他の人も見る