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聖路加国際大学が日本で最初の費用対効果分析実施機関に決定

学校法人聖路加国際大学(東京都中央区・理事長 糸魚川 順)は、わが国が本年4月より初めて導入開始した、医薬品・医療機器を対象とした費用対効果評価制度の公的分析実施機関として、国立保健医療科学院保健医療経済評価研究センター(C2H)より選定されました。今回、選定されたのは、本学及び立命館大学の2校です。

この費用対効果評価制度においては、薬価算定に関連して評価対象品目(医薬品や医療機器)を有する製造販売業者(製薬企業など)がその品目について費用対効果データを提出し、提出されたデータについて、国立保健医療科学院保健医療経済評価研究センター(C2H)及び公的分析実施機関が、中立的立場で検証(レビュー)・再分析を行い、費用対効果評価専門組織へと報告します。

聖路加国際大学は最初の公的費用効果分析実施機関として、優れた研究者を結集し中立的透明性の高い再分析組織を確立し、この新しい画期的な制度に対して貢献していきたいと考えています。また、医療経済学研究、あるいは医療経済学における人材育成において国内だけでなく国際的にも中心的な役割を果たせるよう、我が国のこの分野の中心的な機関として尽力いたします。