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入学について
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教員からのメッセージ
教員からのメッセージ
生物統計学・生物情報科学分野
ギルモー スチュアート, PhD
博士後期課程の重要な目標は、学術研究においてリーダーシップを発揮する次世代の公衆衛生の専門家を育成することであり、国際的な査読付きジャーナルに論文を発表できる能力は学生が学ぶべき核となるものです。そのために、学生には在学中に学術研究のあらゆるプロセスを経験してもらい、自身の研究アイデアをデザインし、支援、実施、発表まで遂行できる一人前の研究者となれるような指導を心がけています。
現に私が指導する学生は、在学中に何度も評価の高い国際ジャーナルに論文を発表しています。研究計画から最終原稿の提出まで彼らが質の高い科学研究に集中して取り組めるよう、私は定期的に学生と意見交換をし、執筆指導を行っています。時には完成までに10回以上の下書きを繰り返すことも。この過程を経て学生は一人で英語の論文が執筆できる研究者へと成長していくのです(ほとんどの学生にとって、英語は第二言語です)。また、私が行う査読に学生にも参加してもらって査読のプロセスを
学んでもらうと同時に、必要な研究費を探す支援も行っています。将来公衆衛生の分野に大きな影響を与える有能な研究者を生み出すには、先に述べたような集中的な指導が効果的であるということを、これまでの学生たちの成功が示していると私は考えています。
健康行動科学分野
佐藤 聡美, PhD
「このやり方で良いのだろうか」と、ふと疑問に思ったことはありませんか。忙しいと、その方法が現場にとって最適かどうかを問う余裕もないでしょう。「先輩がそうしていたから」「それが常識だから」と、深く考えることを諦めてしまっているのではないでしょうか。しかし、聖路加GSPHに入学された方々は、伝統的な手法をやめて、データに基づいて調べてみると、意外と有効ではない方法を使っていたことがわかり、思い込みや信念が現実を歪めていたことに気がついたと言います。
聖路加GSPHは社会人に広く門戸を開き、思い込みや勘ではなく、データを自分で解析して、それに基づいて方針を決定できる人間を育てています。とりわけ公衆衛生は、「人の命と健康」という根源的なテーマを取り扱う学問です。そこに挑戦する学生はより高度な分析力を身につけていきます。そして、人類に普遍的なテーマについて掘り下げるために、海外の研究動向や論文に目を通す必要があり、国際感覚も研ぎ澄まされていきます。「地球規模で考える」そんな新しい体験をしてみませんか。