イベント情報

10月17日(日)オンラインオープンキャンパスを開催しました

今回はサウスフロリダ大学のドナ ピーターセン氏、WHO COVID-19対応検証独立パネルの中心メンバーとしてアジアから唯一参画した馬渕俊介氏、厚生労働省やWHOなど医療政策・医療経済の最前線で活躍されてきた橘薫子氏をゲストスピーカーに迎えて、講演およびパネルディスカッション行いました。米国大学のCOVID-19対応の例、健康な社会の実現に欠かせないワンヘルスの概念、WHO COVID-19独立検証パネルから「二度とパンデミックを起こさない」ための提言、日本人がGlobal Health/国際協力の場で活躍する鍵、医療政策と医療経済の視点から公益と利益を共存させるための問いかけ、キャリアを持続するためには学び続けることが最大の自己投資であること、など公衆衛生にとどまらず幅広い分野に応用できるアイディアやキャリア形成のヒントになるようなお話がありました。

ご参加いただきました方々、ありがとうございました。

◇プログラム
第Ⅰ部
基調講演:Donna Petersen The role of public health professionals in creating a sustainable society: One University’s Response to a Global Pandemic
講演1:大西 一成 持続可能な地球環境と健康-「ワンヘルス」の観点から
講演2:馬渕 俊介 COVID-19からの教訓をどう生かすか-グローバルヘルスの観点からの課題とチャンス
講演3:橘 薫子 公衆衛生がつなぐ論語と算盤
パネルディスカッション:モデレーター 大出 幸子

第Ⅱ部
講演4:小野崎 耕平 学び続けることで切り拓く持続可能なキャリア
研究科紹介:専門職学位課程
研究科紹介:博士後期課程
教員紹介

  1. 参加者の声(参加者アンケートより一部抜粋)

    ・よりよい社会を実現するために、どういった能力が必要になってくるのかということを知ることができ、大変勉強になりました(製薬会社/ファーマコビジランス職)

    ・リーダーシップは持って得られるものだけではなく、スキルとして、練習と努力で得ることができるKeep learningの重要性を理解することができました(医療データ基盤事業職員)

    ・どの先生のお話しもとても素晴らしかったです。前回のシンポジウムもものすごく面白くて素晴らしかったのですが、また違った視点から、公衆衛生の可能性や素晴らしさが実感できて、とても学びが多かったです。勉強したいという想いがますます強まりました(市役所/行政職)

    ・公衆衛生学の重要性、様々な貢献の方法があることがわかってよかった(一般社団法人/編集委員)

    ・公衆衛生の研究分野についてだけでなく、実務の話を聞けて、この分野でキャリアを積むことについても考えることができて良かったです(日本赤十字社/事務職)

    ・パンデミック下で、様々な事が考察され、すでに、現場にフィードバックされている事に驚いた。人々を動かすコミュニケーション能力を今後どのように学んでいけるのか、楽しみだ(総合病院/医師)

    ・専攻については門外漢の中で受講させていただいたが、講演者の先生方が非常に高いモチベーションで日々の業務に邁進してる様子が非常に刺激になった。人間的にも非常に魅力的だと感じ、その根源は何かと探る先には「常に学び続けること」「チェレンジをいとわない」「修羅場の中で自分自身を鍛える」とおよそ自分の周りでは聞いたことのないセリフが頻出したのが印象的であった。日本人の特性を生かしつつ国際的なリーダーシップある人材を育てたいという意欲がよく伝わってきた(風力発電企業職員)

    ・それぞれ異なる分野で活躍される先生方のお話を聞くことができ、有意義な時間でした。特に馬渕先生のコロナをlast pandemicにするためのお話は興味深く聞かせて頂きました(総合病院/医師)

    ・公衆衛生とは何かということについて改めて考えさせられました。また、リーダーの型についてのお話も非常に興味深く、勉強になりました。自分自身は、サーバントリーダー型なので、問題解決能力も高められるように努力したいと思います(薬剤師)