3月1日、厚生労働省の医系技官の採用を担当している丸山慧先生をお招きして、オンラインにてキャリア支援セミナーを開催しました。昨年に引き続き2回目の開催となります。丸山先生からは冒頭で「医系技官の仕事は現場と行政を橋渡しすること」というお話があり、続いて医系技官の具体的な仕事内容、よくある質問（働き方の形態、人事交流、いつ医系技官になるのが良いのか）についてお話しいただきました。後半は丸山先生がどうして臨床から医系技官にキャリアを転向したのか、どのような政策に携わってきたのか、苦労話などご自身のキャリアの変遷を交えてお話しいただきました。
また実際に医系技官として活躍する2021年度修了生の藤川葵さんにも参加していただき、現在担当している医師の働き方改革についてわかりやすいスライドを使ってご説明いただきました。医系技官はどのように施策を推し進めていくか、どのような人と関わりあい、どのような工夫をしているか、現在のお仕事内容を臨場感たっぷりにお話しいただきました。
今回はGSPHの学生以外にも、聖路加国際病院の医師、またその他の医療職にも参加いただき、医療保健行政への関心が高いことが分かりました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。