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10月13日(日)オープンキャンパスを開催しました
10月13日(日)オープンキャンパスを開催しました
10月13日(日)オープンキャンパスをハイブリッド形式(会場・オンライン)で開催しました。
第1部では「母子保健分野における公衆衛生研究と政策実装~子供たちの健康のために公衆衛生ができること~」というテーマでシンポジウムを行いました。基調講演には国立成育医療研究センター成育こどもシンクタンク副所長の山縣然太朗先生をお招きし、「EBPMの視点からの母子保健研究と政策実装について-研究は住民にはじまり住民におわる-」というテーマでご講演いただきました。山縣先生がこれまで医師、研究者、教育者の立場から子供たちの健康のためにさまざまなアプローチ方法で行ってきた取組みについて実例をご紹介いただくとともに、研究が実際に人々のために役立つものになるためには、住民と一緒に推し進めることが重要であることをお話しいただきました。次に10月に着任した加藤承彦准教授が「母子保健と幼児教育」というテーマで講演を行い、幼児教育により貧困の負の連鎖を断ち切ることが、長期的に成人期の健康に影響を及ぼす可能性について提示しました。続いて、佐藤聡美准教授が「小児がんは公衆衛生の問題か?」というテーマで講演を行いました。小児がんを克服して学校や社会に戻った子供たちが抱える悩みや生きづらさについて事例を紹介し、命が助かったその先の社会的健康を考えることは公衆衛生のテーマになり得ると呼びかけました。最後に大西一成准教授をファシリテーターとしてパネルディスカッションを行い、公衆衛生の研究を実際の社会に役立てるために、行政と研究を繋ぐ中間人材が重要な役割を果たすこと、そしてさまざまな機関が密に連携することの重要性について議論しました。
第2部は大学院のカリキュラムの紹介、受験を検討する方からよくいただくご質問にお答えするセッションに続いて、在学生のプレゼンテーションが行われました。学生たちがどのような目的を持って入学し、仕事や家庭と勉学をどのようにバランスをとって取り組んでいるかについて、また将来の展望について発表を行いました。
第2部終了後は会場参加の方向けに個別相談会とミニキャンパスツアーを行い、盛況のうちに終えることができました。
たくさんの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。
◇プログラム
【第1部】 シンポジウム 「母子保健分野における公衆衛生研究と政策実装~子供たちの健康のために公衆衛生ができること~」
基調講演:EBPMの視点からの母子保健研究と政策実装について-研究は住民にはじまり住民におわる-
山縣 然太朗 (国立成育医療研究センター成育こどもシンクタンク副所長)
講演:母子保健と幼児教育
加藤 承彦 (医療政策管理学分野 准教授)
講演:小児がんは公衆衛生の問題か?
佐藤 聡美 (健康行動科学分野 准教授)
パネルディスカッション
ファシリテーター 大西 一成(環境保健学分野 准教授)
【第2部】 研究科紹介
【第2部】 研究科紹介
〇会場/オンライン共通プログラム
カリキュラムの紹介
学生・入試情報/よくいただくご質問について
学生プレゼンテーション
教員紹介
〇会場限定プログラム
ミニキャンパスツアー
教員との相談コーナー
先輩学生との相談コーナー
入学試験・奨学金についてのご相談コーナー