公開シンポジウム「エボラ出血熱対策の現状と治療・診断法の開発」
2015年05月15日
公開シンポジウム「エボラ出血熱対策の現状と治療・診断法の開発」-フランスと日本の取組み
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 感染症実用化研究事業
新興・再興感染症に対する革新的医薬品開発推進研究事業
「エボラ出血熱に対する治療薬、診断薬の開発に関する研究」
これまで発生した20回余りの感染アウトブレイク各症例数の合計を上回る感染症例数の報告を示した今般の西アフリカ地域でのエボラ出血熱。
リベリア国境に近いギニア・メリアンドゥという森林地域で最初の感染症例が確認されたのが2013年12月、その周辺の感染は一時期食い止められたといわれていたが、3月に症例が急増した。その後、西アフリカ地域では雨季を迎え、エボラ出血熱感染源への暴露リスクが高まり、感染者急増に見合う医療施設、医療スタッフ・リソースの絶対的な不足、それにともなう医療サービスの質的・量的確保の困難さ、医療支援者の二次感染等、さまざまな感染拡大ルートを辿り、人々はエボラウイルスの脅威をあらためて思い知らされる状況となった。「今回のエボラは簡単には制圧できない」、感染流行地でのパニックが高まる中、様々な情報チャネルを通じて国際社会への警笛が鳴らされ始めた。
ギニアとは歴史的に深いつながりをもつフランスでは、誰も経験したことのない現地での臨床研究と治療法開発へ向けた動物実験の並行実施という先進的取組みを決断し、欧州関係研究機関の連携活動を牽引することとなった。一方、国際的な研究開発市場において、また公衆衛生対策上の取組みとして多くの治療対策が講じられる中で、エボラ出血熱に対して本邦開発医薬品および診断方法がポテンシャルを示している。
これから現地ではまた雨季を迎える。「感染者ゼロ」を目指し、また将来のアウトブレイク鎮圧に備えて動き出した国際的な研究開発・実践対策連携と、それを支える日本の産官学協力の重要事例を紹介する。
開催日時 | 2015年6月7日(日)13:30-16:30 |
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定 員 | 200名 |
申込締切 | 2015年6月5日 17:00 ※定員に達した場合、締切日前でも申し込みを締め切らせていただきます。 |
会 場 | 聖路加国際大学 1階 アリスCセントジョン・メモリアルホール 所在地: 104-0044 東京都中央区明石町10-1 最寄駅 東京メトロ日比谷線築地駅/東京メトロ有楽町線新富町駅 |
プログラム (日英同時通訳あり) |
導入講演
研究成果報告
指定発言と討議
閉会のご挨拶
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メディアの方へ | メディア関係の方のご参加は、必ず事前に本学所定の取材申込書をご提出ください。 取材申込書URL:http://hospital.luke.ac.jp/press/index.html 取材申込書送付先:FAX 03-6226-6376(法人事務局広報室)
※上記HP記載の手順でお申し込みください。 取材申込締切:2015年6月5日 17:00
【本シンポジウムの取材に関するお願い】 |
一般参加に関するお問合せ | 聖路加国際大学 エボラ出血熱対策研究班 6月イベント事務局 担当:公衆衛生大学院設置準備室(前平)研究事務室(中澤) メールアドレス: FAX 03-6226-6397 |
取材に関するお問合せ | 聖路加国際大学 法人事務局広報室 TEL:03-6226-6366 メールアドレス: |
聴講方法 |
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