看護学研究科Graduate School of Nursing Science

修士課程(看護学専攻)

看護学とウィメンズヘルス・助産学の2つの専攻から研究を深めます

1980年、私学初の大学院博士前期課程(修士課程)として、日本でいち早く高度な看護実践者、教育者、研究者の育成を始めた本学は、開設以来常に最先端の看護教育・研究を追求し、専門的な知識や技術を備えた人材の育成を通じて、世界の看護学の発展に貢献しています。

本学修士課程看護学専攻は2年以上在学(社会人入学の場合は3年以上)し、授業科目について32単位以上を修得し、必要な研究指導、実習指導等を受け、最終試験に合格すると、修士(看護学)の学位が授与されます。

修士論文コース

専門分野での専門性を高め、研究能力の開発をめざすコースです。修士論文を作成し、修士論文審査および最終試験があります。

上級実践コース

看護ケアや看護管理のスペシャリストとして機能することができるように、より専門性を深めた実践能力の開発をめざすコースです。実習と特定の課題についての研究成果の審査および最終試験があります。

専門看護師(CNS)の育成をいち早くスタート

専門看護師とは、看護系大学協議会で認定された大学院修士課程で養成される資格で、11領域の資格は看護協会で認定され、5年毎に更新します。2020年12月現在、わが国では2,733名が専門看護師に認定されています。制度開始は1996年で、本学は修士課程に専門看護師コースを設置した最初の2校のひとつでした。看護系大学協議会より専門看護師(CNS:Certified Nurse Specialist)教育課程として、13分野が認定されています。現在は105大学310課程で養成されています。
日本看護協会ホームページ

フューチャー・ナースファカルティ育成プログラム(FNFP)

2013(平成25)年度の文部科学省の大学改革推進等補助金、看護系大学教員養成機能強化事業に採択されました。このプログラムで育成するフューチャー・ナースファカルティ(FNF)には、研究力に優れた研究教育者と実践力に優れたクリニカル・ナース・エデュケーター(CNE)の両者を含みます。大学に軸足を置く教員と臨地に軸足を置く教員との協働により、より質の高い看護系大学教育を目指します。