新校舎「大村進・美枝子記念 聖路加臨床学術センター」2016年3月24日竣工
2016年03月18日
臨床・教育・研究が一体となった複合施設
当センターは、臨床・教育・研究が一体となった複合施設として、243名収容、複合言語通訳に対応し、国際会議等にも活用可能な「日野原ホール」をはじめ、学部・大学院教育のアクティブ・ラーニング化を推進する多数の講義室、臨床現場を再現した設備を有し、教育や研究・開発を支援する体制を整えたシミュレーションセンター、市民向けの健康情報提供等を行っている「るかなび:聖路加健康ナビスポット」などを設置した施設です。今後は専門職大学院公衆衛生学研究科の設置も計画しており、当センターの設備を最大限活用し、医療を取り巻く課題を解決するための高度な専門知識を持った実践家の育成を通じて、聖路加国際大学に与えられた使命を果たしてまいります。
施設概要
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8F・7F研究関連施設として活用する予定です。
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6F聖路加国際病院本館地下1階より、情報システムセンターのオフィス及びサーバルームが移設されます。これらを免震躯体の高層階へ移設することで、大規模災害が発生した際にも情報システムへの影響を最小限にすることができます。
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5F専門職大学院公衆衛生学研究科の設置に向け準備室を設けています。
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4Fシミュレーションセンターを設置します。聖路加国際病院の臨床現場(手術室、ICU、病院等)を再現した設備を有し、シミュレーション教育の充実を目指します。臨床で実践する内容を模擬的に経験し、評価・検討することにより、医療の質の向上を目指します。
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3F大小7室の講義室、学生ラウンジを設置します。
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2Fアクティブ・ラーニングに使用する大教室および大小9室の講義室を設置します。
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1F聖路加国際大学2号館より「るかなび:聖路加健康ナビスポット」が移転。また会議室を3室設置します。
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B1F複数言語通訳に対応し、国際会議等にも活用可能な243名収容の「日野原ホール」が設置されます。
※「日野原ホール」のオープンを記念して、聖路加臨床学術センターにてより高度な教育・研究が実践できるよう、日野原ホール椅子募金を行っています。日野原ホール椅子募金の詳細については下記リンク先をご覧ください。
施設
竣工式
2014年1月15日、大村進・美枝子記念 聖路加臨床学術センターの起工式が行われました。その後工事は順調に進み、2016年3月24日(木)、竣工式が行われました。