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公開セミナー「女性が変えるグローバルヘルスと日本—自分が変わる、社会を変える」を開催しました

2019年07月02日

6月25日(火)、聖路加国際大学世界保健機関(WHO)コラボレーティングセンターは、国連人口基金(UNFPA)共催、国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所後援のもと、公開セミナー「女性が変えるグローバルヘルスと日本—自分が変わる、社会を変える」を日野原ホールで開催しました。

本セミナーは、国際保健分野で活躍する女性を招いて、世界から見た日本の働く女性を取り巻く課題・経験・教訓について共に考えることを趣旨とし、本学の大田えりか教授(国際看護学)が企画し総合司会を務めました。

UNFPA東京事務所長の佐藤摩利子氏による開会挨拶の後、Jeanette C. Takamura氏(コロンビア大学社会福祉大学院名誉学部長・教授)と、進藤奈邦子医師(WHOジュネーブ本部Health Emergencies Programmeシニアサイエンスアドバイザー)による基調講演が行われ、日本は、2018年の世界経済フォーラムによるジェンダー・ギャップ指数ランキングが149カ国中110位であり、世界から遅れをとっているが、日本の女性は優秀で世界から評価が高い、自分を大切にして過小評価せずに頑張ってほしい、というお話がありました。さらに、UNDP(国連開発計画)コンサルタントの岡邦子氏を加え、フリーアナウンサーの久保純子氏の司会で、女性の生き方や働き方についてのパネルディスカッションを行いました。

当日は170名を超える人々が参加し、すべての人々の幸福と健康を実現するために乗り越えるべきジェンダー・ギャップについて共に考える機会となりました。

セミナー後には、本学が賛同しているNursing Nowキャンペーンの趣旨にご賛同いただいた参加者を含め、登壇者、参加者と写真撮影を行いました。