1936年に竣工した聖ルカ礼拝堂は、近世ゴシック様式で鉄筋コンクリート造りの6階建ての建築です。聖路加国際病院の各病棟にいながら礼拝ができる作りでした。
天井や壁には、現在では新島、天城山、そしてイタリアのリーバリ島などで少量採掘されるのみの貴重な「抗火石」を使用しています。

1999年には東京都の歴史的建造物としても選定されましたが、近年、天井から小片が落下するなど、建物の老朽化と耐震性の課題が顕在化してきました。このため本学の礼拝堂は、2020年1月から約2年間をかけ、改修保存工事に入ります。

一刻も早く礼拝をはじめ、諸行事を行えるよう計画を進めてまいります。
みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

聖ルカ礼拝堂の詳細は以下をご覧ください。