ニュース&トピックスNews&Topics

宮坂勝之名誉教授が第3回日本医療研究開発大賞「経済産業大臣賞」を受賞しました

2020年01月15日

宮坂勝之名誉教授(左から2番目)

日本医療研究開発大賞は、日本政府が、医療分野の研究開発の推進に多大な貢献をした事例に関して功績を称えることにより、国民の関心と理解を深めるとともに、研究者らのインセンティブを高めるために創設され、2017年度より毎年、選考・表彰が行われています。

宮坂名誉教授が世界に先駆けて発明した、肺に優しい高頻度振動換気法 (High frequency oscillation: HFO)の製品化に、1984年、メトラン社(埼玉県川口市)が成功しました。この人工呼吸器は、国内のほとんどの総合周産期母子医療センターで使用されており、日本の新生児医療に大きく貢献するとともに、海外にも展開されています。またHFO人工呼吸器の国際標準 (ISO) 化を主導していることも、日本の医療機器産業活性化につながると評価されました。

表彰式は2020年1月10日に総理大臣官邸で行われ、共に受賞したメトラン社の方々と喜びを分かち合いました。