看護学研究科Graduate School of Nursing Science

修士課程(ウィメンズヘルス・助産学専攻)

看護学とウィメンズヘルス・助産学の2つの専攻から研究を深めます

医療の進歩に伴う女性の健康問題の高度化、複雑化が見られる一方、母子保健の貧困が継続している今日、女性を中心にしたケアを推進するため、2005年にウィメンズヘルス・助産学専攻を増設しました。本専攻には、ウィメンズヘルスと助産学の2分野があります。それぞれに、修士論文コースと上級実践コースを開設しています。 

2年以上在学(社会人入学の場合は3年以上)し、授業科目について32単位以上を修得し、必要な研究指導、実習指導等を受け、最終試験に合格すると、修士(看護学)の学位が授与されます。

妊婦健診演習

修士論文コース

専門分野での専門性を高め、研究能力の開発をめざすコースです。修士論文を作成し、修士論文審査および最終試験があります。

上級実践コース

看護ケアや看護管理のスペシャリストとして機能することができるように、より専門性を深めた実践能力の開発をめざすコースです。実習と特定の課題についての研究成果の審査および最終試験があります。

助産師国家試験受験資格

このコースでは希望によって助産師国家試験受験資格および受胎調節実地指導員の申請資格を取得できます。資格の取得を希望する場合は、修了に必要な単位のほか、助産学に関する単位の取得が必要になります。またこの場合、社会人入学は認めていません。このコースでは海外協定校での学習の機会があります。

タンザニア連合共和国母子保健支援ボランティア連携事業

このコースでは、独立行政法人国際協力機構(JICA)との連携により、修士課程の修業年限3年間のうち、約2年間をタンザニアで青年海外協力隊の業務に赴くものです。青年海外協力隊としての活動を行いながら、大学院看護学研究科の教員による指導を受け、国際協力・貢献の現場での実践を通じて、国際保健に関わる人材としての資質・能力を高めることをめざしています。